遺産分割協議の上手な進め方(1)
2014-08-02 12:48
田中宏幸法律事務所2
記事に戻るコメント(0)を読む・書く
遺産分割協議を上手に進めるためには、
まず、相続人全員が被相続人の遺産について、同じ情報を絶えず持つようにすることです。
これは結構面倒なときがあいますが、遺産分割でもめる大きな原因の一つに相続人間の相互不信があります。
遺産の処理がどこまで進んでいるのか解らない相続人にとっては手続きを進めている相続人に対して、遺産を独り占めしているのではないか等と不信感を強めていくのです。
各種手続きを任されている相続人にとっては、その処理に多くの時間がとられるため、その都度遺産の処理状況を他の相続人全員に対して報告することは面倒なことです。このため、報告が怠られがちになる傾向にあります。
とにかく、遺産である預貯金を解約した時はその都度解約手続きの書類をコピーして全ての相続人に対して交付することです。
そして、解約した預貯金は一か所の通帳に集めていきます。その通帳のコピーも交付します。
このように、徹底して情報を共有するための手間を惜しまないことです。

弁護士 田中宏幸
記事に戻るコメント(0)を読む・書く
検索
キーワード

カテゴリ
弁護士田中宏幸のコラム (100)
解決事例集 (5)
月別アーカイブ
2015年2月 (1)
2014年9月 (3)
2014年8月 (7)
2014年5月 (5)
2014年4月 (8)
2014年3月 (6)
2014年2月 (4)
2014年1月 (9)
2013年12月 (6)
2013年11月 (8)
2013年10月 (5)
2013年9月 (3)
2013年8月 (3)
2013年7月 (2)
2013年6月 (2)
2013年5月 (4)
2013年4月 (3)
2013年3月 (2)
2013年1月 (3)
2012年12月 (4)
2012年9月 (1)
2012年8月 (1)
2012年7月 (1)
2012年5月 (4)
2012年3月 (3)
2012年2月 (5)
2012年1月 (1)
2011年11月 (1)

友人に教える

ホーム
上へ
田中宏幸法律事務所

田中宏幸法律事務所
このサイトは携帯電話向けサイトです。
携帯電話でご覧ください。